コラム

Column

私たちが培ってきた転写・印刷の知識や経験をもとに、技術解説や事例紹介、業界動向などを発信しています。
ものづくりの現場で積み重ねてきたノウハウを共有し、お客様の製品づくりに少しでもお役立ていただける情報をお届けします。

上絵転写とガラス転写の違い

上絵転写とガラス転写の違いは、
**「使用する素材」と「焼成条件」**です。

  • 陶器・磁器 → 上絵転写
  • ガラス製品 → ガラス転写

用途に応じて選ぶことが最も重要です。


■ 上絵転写とは

上絵転写は、陶器や磁器に対して行う加飾技術で焼成によってデザインを定着させる方法です。

■ 特徴

  • 発色が良い
  • 耐久性が高い
  • 食器用途に適している

最も一般的で汎用性の高い転写技術です


■ ガラス転写とは

ガラス転写は、グラスやボトルなどのガラス製品に焼成(600℃)で定着させる加飾方法です。

■ 特徴

  • 透明感を活かした表現が可能
  • 繊細なデザインに向いている
  • 軽やかな仕上がり

● 見た目重視・デザイン性重視に向いています


■ 違いを比較(分かりやすく)

項目上絵転写ガラス転写
素材陶器・磁器ガラス
焼成温度高温低温
発色◎ 非常に良い○ 良好
透明感
耐久性
主な用途食器・業務用グラス・容器

■ どちらを選ぶべきか?

■ 上絵転写が向いているケース

  • 食器として長く使う
  • 食洗機・業務使用を想定
  • 耐久性を重視したい

■ ガラス転写が向いているケース

  • 見た目・デザイン重視
  • 透明感を活かしたい
  • グラス・ボトル製品

■ よくある失敗(重要)


■ ケース①:ガラスに上絵転写を選んでしまう

● 密着不良や仕上がり不良の原因

■ ケース②:耐久性を考えずガラス転写を選ぶ

● 使用環境によっては劣化が早い

素材と用途を無視すると失敗します


■ プロの選び方

実務では以下の順で判断します👇

① 素材(陶器 or ガラス)
② 使用環境(食洗機・屋内外)
③ デザイン(発色 or 透明感)
④ コスト・ロット

●この順番で決めると失敗しません


■ まとめ

上絵転写とガラス転写は似ているようで、
用途・素材・仕上がりが大きく異なります。

  • 耐久性・食器用途 → 上絵転写
  • 見た目・透明感 → ガラス転写

「何に使うか」で選ぶのが正解です


「どちらを選べばいいか分からない」
「用途に合う仕様を知りたい」

● 用途・素材・ご予算に応じて
最適な転写方法をご提案いたします。

お気軽にご相談ください。

戻る

Products/Technology

製品・技術