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私たちが培ってきた転写・印刷の知識や経験をもとに、技術解説や事例紹介、業界動向などを発信しています。
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オングレーズとイングレーズの違いとは?陶磁器転写紙の加飾方法を解説

陶磁器やガラス製品の加飾に使用される転写紙には、「オングレーズ」と「イングレーズ」という種類があります。

どちらも美しいデザインを製品に施す技術ですが、耐久性や発色、用途に違いがあります。

今回は、オングレーズとイングレーズの特徴や違いについてご紹介いたします。

オングレーズ(On-glaze)とは?※上絵

オングレーズは、焼成済みの釉薬(うわぐすり)の表面に絵柄を転写し、再度低温で焼き付ける加飾方法です。

陶磁器業界では一般的に上絵と呼ばれております。

絵柄は釉薬の上に形成されるため、鮮やかな発色や幅広い色表現が可能です。

オングレーズの特徴

  • 鮮やかな色彩表現が可能
  • 金・銀・パステルカラーなど特殊色に対応
  • 写真やグラデーションの再現性が高い
  • 小ロット生産にも適している

主な用途

  • マグカップ
  • 湯呑み
  • 記念品
  • ノベルティグッズ
  • インテリア雑貨

イングレーズ(In-glaze)とは?

イングレーズは、顔料を釉薬層の中に溶け込ませる加飾方法です。

高温焼成によって絵柄が釉薬と一体化するため、非常に高い耐久性を実現できます。

イングレーズの特徴

  • 摩耗や傷に強い
  • 食洗機による洗浄にも強い
  • 長期間使用しても色落ちしにくい
  • 業務用食器など耐久性が求められる用途に最適

主な用途

  • ホテル・レストラン向け食器
  • 業務用食器
  • タイル製品
  • 長期使用を前提とした陶磁器

オングレーズとイングレーズの比較

項目オングレーズイングレーズ
絵柄の位置釉薬の上釉薬の中
発色非常に鮮やか落ち着いた色調
耐久性標準非常に高い
金銀表現可能困難
写真表現得意やや制限あり
食洗機耐性
主な用途記念品・雑貨業務用食器・タイル

どちらを選ぶべき?

美しい色彩やデザイン性を重視する場合はオングレーズがおすすめです。

一方で、頻繁に使用する食器や高い耐久性が求められる製品にはイングレーズが適しています。

製品の用途や求められる性能によって最適な加飾方法は異なりますので、転写紙選定の際には事前にご相談ください。

まとめ

オングレーズとイングレーズは、どちらも陶磁器加飾に欠かせない技術です。

  • 発色やデザイン性を重視するなら「オングレーズ」
  • 耐久性や実用性を重視するなら「イングレーズ」

用途に合わせて適切な転写紙を選ぶことで、製品の価値をさらに高めることができます。

当社では、陶器・ガラス用転写紙をはじめ、さまざまな加飾用途に対応した転写紙をご提案しております。転写紙選定や加飾方法でお困りの際は、お気軽にお問い合わせください。

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