サンドブラストとは?
ガラスや陶磁器に美しい彫刻表現を施す加工技術
ガラス製品や陶磁器に文字やイラストを刻印したい場合に利用される加工方法のひとつが「サンドブラスト」です。
高級感のある仕上がりと優れた耐久性から、記念品やノベルティ、インテリア製品など幅広い分野で活用されています。
今回は、サンドブラストの仕組みや特徴、活用事例についてご紹介します。
サンドブラストとは
サンドブラストとは、圧縮空気を利用して研磨材(メディア)を高速で吹き付け、ガラスや陶磁器、金属などの表面を削る加工方法です。
加工したい部分以外を専用のレジストシートで保護し、露出した部分のみを削ることで、文字やロゴ、イラストなどを表現します。
ガラス表面を彫刻したような仕上がりになるため、高級感のある加飾方法として広く採用されています。
サンドブラストの特徴
1. 高級感のある仕上がり
表面を微細に削ることで、すりガラス調の上品な質感を表現できます。
印刷とは異なる落ち着いた風合いがあり、記念品や贈答品にも多く採用されています。
2. 消えにくく耐久性が高い
インクを載せる加工ではなく、素材そのものを削る加工のため、摩耗や洗浄によってデザインが剥がれる心配がほとんどありません。
長期間にわたって美しい状態を維持できます。
3. 細かなデザイン表現が可能
ロゴや文字はもちろん、イラストや写真調のデザインにも対応できます。
使用するレジストや加工条件によって、細かな表現も可能です。
サンドブラストの主な用途
サンドブラストはさまざまな製品に使用されています。
- 記念品グラス
- 表彰楯
- トロフィー
- 酒器
- 花瓶
- インテリアガラス
- ガラス看板
- 陶磁器製品
- ノベルティグッズ
企業ロゴや周年記念、卒業記念などのオリジナル製品にも多く採用されています。
サンドブラストと印刷の違い
| 項目 | サンドブラスト | 印刷 |
|---|---|---|
| 表現方法 | 素材を削る | インクを印刷する |
| 質感 | 彫刻調・高級感 | カラフルな表現が可能 |
| 耐久性 | ◎ | 用途により異なる |
| カラー表現 | 基本的に単色 | フルカラー対応可能 |
| 写真表現 | △ | ◎ |
それぞれに特長があり、製品の用途やデザインによって使い分けられています。
サンドブラストと転写紙を組み合わせた加飾
サンドブラストとセラミック転写紙を組み合わせることで、より付加価値の高い製品を製作することも可能です。
例えば、
- ロゴ部分をサンドブラスト加工
- 絵柄部分を転写紙でフルカラー印刷
- 金彩や銀彩と組み合わせる
といった加飾により、オリジナリティの高い製品づくりが可能になります。
まとめ
サンドブラストは、ガラスや陶磁器の表面に高級感のある彫刻調の表現を施す加工技術です。
耐久性に優れ、記念品やノベルティ、インテリア製品など幅広い用途で活用されています。
当社ではサンドブラスト用レジストの製作をはじめ、転写紙との組み合わせによる加飾提案も行っております。ガラス・陶磁器加飾についてお困りの際は、お気軽にご相談ください。
