ガラス用転写

各種ガラスに転写できます

水転写により、ほとんどの3次曲面に貼り付けることができます。高い耐久性能を持つ無機顔料が生地に融着しますので、半永久的に発色し続けます。
ホテル、レストラン等の業務用食器からギフト用品、美術品まで豊富な実績を有し、ご好評いただいております。


分類 水転写
対応できる素材 ソーダガラス、クリスタルガラス、耐熱ガラス、曲げ板ガラス
対応できる形状 ~3次曲面
使用例 グラス、ティーポット、カップ&ソーサー等各種食器類、ガラスタイル、花瓶、ランプシェード等

クリスタルクリンカー

直刷りでしか表現出来なかったクリンカーが転写化することにより、曲面への絵付けを可能にした。 また色の上にもクリンカー加工が出来るため多色表現も出来ます。

いろどりラスター

ラスターの同時複数色の表現を転写で再現。 通常では表せない繊細な部分を転写にする事で表現を可能にした。

この製品はオプションで特殊意匠が施せます

クリンカー

大粒のガラス粒子(クリンカー)を転写することで、ジュエリーのような光沢・質感を表現できます。
ラスターとの組み合わせで多彩な表現力を得ます。

ビジュアラスター

生地表面の反射光を制御することで、任意の意匠を浮かび上がらせる全く新しい表現手法です。
観察者の視点や照明の角度によって反射光が変化しますので動的な反射光表現も可能です。

ラスター

金属皮膜を転写することで、通常のガラス用絵具では表現できないクリアな透明色を表現できます。

製品事例

グラス

陶器用転写、ガラス用転写をご検討いただける場合は以下をお読みいただき、
諸注意事項をあらかじめご了承くださいますようお願いいたします。

転写印刷の構造

  • 当社の転写は全てスクリーン印刷です。下白(必要な場合)→色→コート(焼成で燃えてなくなります)で印刷します。
  • 細線の限界は約0.15㎜です。
    よって、特にお客様よりご指定がなければ、限界を下回る細線については当社で太くすることがありますのでご注意ください。

印刷面積

  • 印刷に使用する用紙は全紙(有効390×570㎜)、半紙(有効260×400㎜)、1/4紙(有効185×260㎜)の3種です。ご入稿データと、必要数量に応じて最適な用紙を当社で選択します。お客様がデータをご用意いただく際、これらの有効面積を意識して作成することで印刷面積を有効活用し、より低コストで生産することができるようになります。

割り付け

  • 基本的に有効面積内であれば異なるデザイン(同一色使いであること)を自由に割り付けしていただいても構いませんが、 部品点数(同一部品は除く)が多くなる場合はデータ修正・確認費が製版代に加算される場合がありますので あらかじめご了承ください。

ご入稿データについて

  • データは基本的にイラストレーターもしくは フォトショップでお願いします。保存時のバージョンダウンはバグの原因になりますのでご使用のバージョンで保存してください。
  • 対応可能なバージョンはCCまでです(2020年5月現在)。DXF形式は基本的に対応できません。
    ※イラストレーターVer.9、Ver.10はバグが多いため、ご使用の際は注意が必要です。
  • カラーモードはCMYKモードにしてください。RGBモードで使用できるフィルター機能については基本的に対応不可であるとお考えください。
  • イラストレーターにJPEG,PICT等のビットマップデータを貼り付ける場合はリンク形式にして下さい。また、必要な外形はパスでクリッピングマスクを作成し、切り抜いておいてください。当社でも切り抜くことは可能ですが、コストアップになります。
  • ビットマップデータの場合は最低でも入力時の解像度が原寸サイズで300dpi以上必要です。元データが低解像度の場合、フォトショップ等で解像度をあげても、元データの粗さの影響が製品まで残ります。
  • データは、色ごとに別レイヤーにしてください。また、グラデーションがある場合はその部分だけグラデーションレイヤーとして別レイヤーにし、何色から何色のグラデーションであるか明記してください。
  • レイヤーの順序は下から黄→オレンジ→赤→緑→青→紺→銀→金→黒というように、色の薄い順に積み重ねてください。
    ※上記はあくまでも例であり、必ずこれにあてはめなければならないわけではありません。
  • 正確にはインクがもつ隠蔽性の低い順に印刷するのですが、ご入稿データがこれに完全にマッチしなくてもこちらで調整いたします。
  • 色指定はPantoneかDICにてお願いします。これらに該当しない色についてはカラーサンプルをお送りください。
    ※レイヤー名をPantone、DICのNo.にしていただいてもかまいません。
  • 可能な限りシンプルなアートワークにしてください。また、ドーナツのような穴空きオブジェクトは白で穴を表現せず、パスファインダにて中マド処理しておいてください。
    ※同一データ内に様々なパターンの表現が存在するとミスが多くなるだけでなく、データの解析に時間がかかりすぎたりするため、コストアップになります。

お取引の流れ

料金体系

次の費用がかかります。

データ加工・調整費 + 試作費(オプション) + 量産費(製版代含む)

※試作はオプションで実施することが可能です。あらかじめ量産時の品質で仕上がりをご確認いただけます。

お支払い

銀行振り込み、又は代金引替での対応になります。
製品の印刷が完了した後に確定金額をご連絡させていただきます。
事前入金はできませんのでご了承ください。
※継続的取引をご希望の場合は、社内規定の適合を確認後に口座開設させていただきます。

納品形態

製品表面に傷がつくのを防ぐため、保護シート(合紙等)を挟んだ状態で納品いたします。(有償)